ESP-WROOM-02(ESP8266)を動かせた

見事にブログを開設してから数日で飽きたようで、久しぶりの更新になります。
最近の出来事をたらたらと綴りたい気持ちもあるけど、
今日は早速本題に入ります。

丸一日(25時間ほど)かけて格安無線モジュールESP-WROOM-02を動かすことが出来ました。
(ATコマンドの確認までです。)

そもそもESP-WROOM-02を買ったきっかけは、
ものすごく安く(2015/11/3時点 秋月で550円)、それなりに実用的なものが作れると思ったからです。

それと、Cerevo✕DMM.makeのイベントに2度も参加を逃し、
くやしかったから自分で真似られるところまで頑張ってみようかと。

部品

  • ESP-WROOM-02 Wifiモジュール
  • ESP-WR00M-02用DIP化ボード スイッチサイエンス製
  • 10kΩ抵抗 x 4
  • 3.3V出力レギュレーターTA48MO33F(秋月のは回路用コンデンサー込で100円)
  • FT232RL シリアルUSB変換モジュール(組み立て式は800円)
  • ジャンパーワイヤー

はんだ付け

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ボードにはんだ付けするのはちょっと頑張ります。マスキングテープ必須です。
組立済みのが千石に売ってたような気がする。1000円ちょいで。

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FTF232RLにピンヘッダをはんだ付けするのも一苦労でした。固定台があったほうが良い。
これも組立済みのが950円で秋月に売ってます。

配線

ESP-WROOM-02側

ピン 接続先
3v3 電源
EN pull up
IO15 pull down
IO2 pull up
IO0 pull up*
TXD RXD
RXD TXD
RST pull up
GND GND

*ブートモードによってつなぎ方が変わります。

モード IO0ピン
FLASH Boot(通常時) pull up
UART Download pull down

UART Download modeはFWの書き換えなどを行うときに利用します。

FT232RL側のUSBピンをレギュレーターにつなぎ5Vを3.3Vに降圧させる。
3.3Vで動作する無線モジュールを壊しちゃうからね。
TXD, RXD, USB, GND*2を含めた5ピンを利用してます。

並列接続でプルアップ・ダウン回路を作れたら抵抗は2本で済みそうです。 回路がわからないので↓のようにゴリ押しで4本使いました。

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それと、Cerevoのボードはブートモードの切り替えが簡単にできるのでそちらのほうがいいかもしれませんね。 今回は千石に売ってるスイッチサイエンス製のものを使いました。

変換ボードの横幅が広すぎてブレッドボードを2つ使う必要がありました。

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回路を読めない僕はこういうブレッドボードの完成画像をまず参考にするので、
自分のも上手く撮れないだろうかと頑張ってみましたが案外難しいですね。

接続

配線ができたら早速PCに繋げます。

ArduinoIDEからTools -> Serial Portで目的のポートを選択します。
僕の環境ではttyUSB0を選択しました。

同じくTools -> Serial Monitorを選択しウィンドウが開いたら
改行コードをBoth NL&CR、Baud rate(シリアル通信の通信速度)を115200 baudに設定します。
日本語にローカライズされてるIDEではたしかCRおよびLFだった気がします。

AT -> OK, You got it.

最後にシリアルモニターで「AT」と入力し、OKが返ってきたら正常に動いてることが確認できます。

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次は実際にネットワークに繋げる工作とトラブルシューティングガイドを書こう。