唐揚げ美貌六
材料
- 楽天西友のカットもも肉(330gで大体10,11ピース)
- キッコーマン醤油
- ハナマサPB料理酒
- 賞味期限を確認するのが怖いハナマサPBチューブニンニク(記録②からS&Bのを新調)
- 賞味期限を確認するのが怖いハナマサPBチューブショウガ
器具
- 寸動鍋
- キッチンペーパー(大事)
- 菜箸
- 揚げ物のせる広めの皿
記録①
【日付】2021.3.6 23:02
【つけだれの配合】醤油:酒:ショウガ:にんにく = 3:2:1:1 (大匙に換算可)
【つけだれの量】多めつけ汁がたっぷり袋に残る。
【衣の配合】all 片栗粉
【油について】温度図らず適当。最も勢いが弱い。
【揚げ方】3バッチに分けて、2度揚げ(1回目1分30秒、4分寝かせ、2回目40秒)
【所感】片栗粉を採用したから最もサクサク感が得られたが、食べたかったのは竜田揚げではなく唐揚げだったので満足できなかった。味付けは濃くて旨い。あぶらっぽい。翌日衣がふやけてぬちゃぬちゃしておいしくない。
記録②
【日付】2021.3.7 23:19
【つけだれの配合】醤油:酒:ショウガ:にんにく = 2:1:1:1
【つけだれの量】つけ汁が少し袋に残る。
【衣の配合】片栗粉:小麦粉 = 1:1
【油について】1回目に170度まで加熱、それ以降未計測。
【揚げ方】3バッチに分けて、2度揚げ(1回目1分30秒、4分寝かせ、2回目40秒)ただ記録①ほど厳密には図ってない。
【所感】求めていた唐揚げになった。冷めてもおいしい。すこし油っぽさを感じる。味付け濃くて旨い。
記録③
【日付】2021.3.14 23:51
【つけだれの配合】醤油:酒:ショウガ:にんにく = 1:1:1:1
【つけだれの量】つけ汁がほとんど袋に残らない。
【衣の配合】片栗粉:小麦粉 = 1:1(大匙スプーン3杯ずつ)
【油について】180度まで加熱、それ以降投入のたびに温度計測。
【揚げ方】2バッチに分けて、2度揚げ。6ピース入れると温度が20℃ほど下がる。
【所感】味付け薄め、美味しい。しっかり強火で揚げたから気持ち油っぽくなくて良い。
おわりに
ネットスーパーつかって巣籠アゲモンライフ。 予想以上に揚げ物は楽だし楽しい。(人を大勢呼んで唐揚げの大山を作りたい。) 以下TIPS
- キッチンペーパーでちゃんとつけだれを拭く。
- 上げる直前に衣を叩いても叩かなくても変わらない。
- キッチンペーパーでちゃんと油を吸わせる。
- 油を死ぬほど使う。(1度に500mlほど)
- コーヒーフィルタで濾すことができる(においが移るから普段利用のフィルタとは分けた方がいい)
- 部屋はよく換気する。
- 揚げ物したらすぐコンロを拭く。
その他
ガーリックシュリンプは本体より香りが移った揚げ油が旨い。パスタに絡めてもオムレツに使っても。
おうちでインドカレーを作る
※ 応用情報 Advent Calendar 2020用の記事です
皆さんごぶさたです、今年3月にS603から巣立った応用情報工6回生のサヤマです。
今年もアドカレの時期がやって参りました。今年は大学院時代に深層学習よりも極めたカレー作りについてスマホカメラを片手に紹介しようと思います。
東京へ異世界転生する9年前までは中央アジアの大地で臭い肉にたんまりとクミンスパイスミックスをかけて食べるのが日常だったので、スパイスをふんだんに使用したカレーを求めることは必然だったのかもしれません。当然スーパーで売ってる市販の洋風カレールゥはパンチがなく欲しているものではなく、インド料理と謳った(パキスタン|バングラデシュ|ネパール)人の作るボッタクリカリーを毎晩食べるわけにもいかなかったので自分で作ることにしました。
ルゥ?
全てのカレーのベースとなるカレールウはペースト状にした玉ねぎとトマトをスパイス使って風味と味を整えたものです。最初レシピ本で知った時は「なんだ、水分飛ばしたトマトソースじゃん」と呆気にとられたの覚えてます。正体を知ってしまうとかなり身近に作れそうですよね。そう、スパイスさえ手に入れられれば。
東京のシルクロード、新大久保
日本でインドカレーを安く作るためにスパイスを探すのって想像以上に大変です。本格的なインドカレーを作るためにS&Bの小瓶に頼ってたら破産します。
海上スパイスロードの開拓によって陸のシルクロードが衰退していったように、ECサイトの台頭によって個人経営の海外食料品店は淘汰されていきました。しかし衰退したあとも根強く地元の人たちによって支援されて存続している店はあります。在日外国人が多く住まう地域にある食料品店たちです。特に韓国・ベトナム・イスラム系の人々が集まる新大久保へ行けば全ての香辛料が手に入ると言っても過言ではないくらい、多種多様なスパイスに出会えます。
笑っちゃうくらい日本人が居ないので、初めて行くとめちゃくちゃ身構えるかも知れませんが安心して下さい。ここは日本です。
一体どんなルートで入ってきたんだ怪しむほど安く、相場の半値ほどで各種香辛料がこのようにバルクで購入できます。「バルク」「他所(ネット)より安い」電気街へ週末足を運ぶオタクが好きな言葉ですね。秋月でもしものために今必要ないカーボン抵抗を余分に買っておくように、料理でほとんど使わないイエローマスタードシードも買っておきました。
始めよう、カレー作り
スパイスさえ揃ってしまえばあとは調理するだけです。今回つくるチキンマサラでは以下のスパイスを使用します。
粉スパイス:クミン、コリアンダー、ターメリック、ガラムマサラ
(みなみけのカレーのうたはわりかしガチなカレーの曲だった。)
ここでスパイスをひとつひとつ説明するのは骨が折れる皆さんの調べる楽しみを奪ってしまうので割愛します。ただしどれもカレーの味を表現するのに必要なスパイスです。
…ちょっとだけ説明すると、コリアンダーとカルダモンはカレーの味の決め手となるスパイスなので必須です。またターメリックはカレーの特徴的な色味を出すのに必要です。ベイリーフとクローブは無くてもよく、クミンはガラムマサラで代用できます。
ホールスパイスは最初に炒めて油に香りを移し、パウダースパイスは食材を投下したあとに入れます。こうして写真のように調理開始前に使用するスパイスを皿に盛るだけで後が大分楽になります。
ルウのとろみと後述する粘り気を出すための下準備として、カシューナッツミルクを作ります。カシューナッツを3分ほど茹でて、牛乳とミキサーにかけます。茹でてる時何故かサッポロ塩ラーメンのいい匂いがします。
ルウづくり
カレー作りの一番の盛り上がりポイントはこのホールスパイスを油とバターで炒めて部屋中にスパイスの香りが広がる瞬間ですね。この体験のために家で料理してようなもんです。
パスタのトマトソースを作る工程と似ていて、オリーブオイルでにんにくを炒める代わりにスパイスを炒める感じです。みじん切りの玉ねぎを加えるタイミングも同じですが、パスタソースと違ってちゃんと玉ねぎを投下するタイミングをカルダモンが教えてくれます。熱せられたカルダモンの中から水蒸気が吹き出しパチパチと勢いよく弾けるのです。ポップコーンみたいに勢いよく弾けるのもあるので注意が必要です。
玉ねぎは弱火でカラメル色になるまでじっくりと炒めたい派ですが、インド料理ではどうやら玉ねぎは強火で焦げ目を入れながら火を通すそうです。適当にカットしたトマトを投下してペーストを作ります。
ここまではスパイスを覗いたらほぼほぼトマトソースの作り方ですが、パウダースパイスとカシューナッツミルクを入れた途端カレーになります。
ミキサーで細かくしたカシューナッツが独特な粘り気を生み、キャラメルのような質感になります。 へらでかき混ぜるとフライパンの底がみえます。
しばらくかき混ぜて水分を飛ばしてるとやがて一つの塊になります。これがいわゆるルウです。この状態で小分けに冷凍保存することもできます。
カレーのξ(具材)の投下・仕上げ
できあがったルウにカレーの具を入れ、お湯に溶いてひと煮立ちしたあと塩加減を調整すれば立派なインドカレーの出来上がりです。東小金井のインドカレー屋の日替わりカレーはよくしめじが入ってるイメージがあるのでそれリスペクトで今回入れます。
ナンすかそれ?
チャパティと一緒にいただきます。ナンよりも薄く小さく、全粒粉を使用してるので色が茶色くナンよりも弾力は少ないです。日本のお店ではナンが主流ですが、一般家庭では主食としてチャパティを食べられているそうです。話によると全自動チャパティ製造機が家庭向けに売られているとか。
おわりに
な〜んのオチも用意してませんがこれでおしまいです。アドカレーは同居人と美味しくいただきました。それでは皆さん良いお年を。
Notionでオーガナイズドオタクを目指す
会社のWikiをNotionへ移行させたことをきっかけに、個人用途で使っていたツールも本サービスに切り替えました。これがかなり使えるもので、気がついたら4ドルのパーソナルプランを課金して毎日開くアプリの一つになっていました。
てか、俺が4ドル払った直後にパーソナルプランはタダになったぞ。おい、すぐ始めろ。*2
この記事では情報整理の仕方とNotionの個人的な使い方を共有します。
情報の記録・管理を一箇所に集約できた
今までは牡蠣の複数のアプリを駆使して情報を記録する習慣をつけていました。記録するという行動のハードルをなるべく下げるためにいずれも軽量で直感的な使い心地のアプリを使っていました。
- メモの一時保管場所:Google Keep*3
- タスクの一時保管場所:Google Tasks
- Code Blockを必要とす記事:HackMD、Scrapbox
- 日記や情報をまとめるWiki:Scrapbox
ただ、情報が複数サービスに散らばって保管されていると情報のサルベージが難しいんですよね。記録されている情報の在処を忘れてしまっては記録した意味がなくなります。また外出自粛期間にスマホを触る機会が極端に減り、今まで使っていたモバイルアプリの恩恵を得られなくなりました。
そんなわけで、情報を一箇所にまとめるために使っていて楽しいUIと豊富な機能を持ち合わせたNotionに情報をまとめることにしました。
Blockによる直感的な操作・自由度の高さ
NotionのページはBlock(ブロック)とよばれる構成要素からなります。見出しや本文、図、表など記事を構成する部品はすべてブロックとして扱われます。Mediumを利用したことがある方は、記事の編集画面の各行にあたるものがNotionでいうブロックです。
以下はh2見出し、画像、テキストの3ブロックからなるページの一例です。
#や-(ハイフン)など一部のマークダウン記法が使え、表や動画・ツイート埋め込みに加えPDFプレビュー埋め込み機能なんかもあります。新しいブロックに/(フォワードスラッシュ)を入力すると作れるブロックの一覧が表示されます。
各ページの見出しの上にはアイコンとヘッダーが設定でき、視覚的に楽しい記事がすぐに作れます。
気分転換にもなるので、欠かさずアイコンとヘッダーは登録してます。ずっと部屋にこもってるせいか、ヘッダー画像はイラストよりも緑の多い景色など写真に偏ってる気がします。
Journaling + Todo list + Knowledge Management System
今はTodoリストと日記、読んだ本や情報を整理するツールとして使っています。
Todo List
日々のTodoはDatabase(表)で管理しています。
NotionのDatabaseにタスクを追加してき、各種フィルターをつけたViewをTodoのページに一覧表示させています。
(DatabaseとかViewとか小難しく語ってますが、前者はExcelのようなただのリッチな表で、後者のViewは表に登録されている情報を見やすく整理した表示方法です。)
記事のために倍の時間をかけてTodo List Exampleを作るのもアホらしいと思ったので、実際に使ってるものをお見せします。まじまじと見ないで...///
「Task Inbox」直下のViewには思いついたタスクをすべて書き殴ります。ここにタスクを追加すると大本のDatabaseにも反映されます。タスクの内容と一緒に、期日とコンテキスト、タスクの予想完了時間、重要度フラグを記入します。コンテキストとは、必要なやる気の量、タスクを遂行できる環境(自宅、職場、出先)、タスクをこなせる媒体(PC、タブレット、スマホ、紙)、タスクと関わる人(家族、友人、同僚)などのキーワードタグです。タスクの詳細を記したいときは、各行がページになっているのでそこに書きます。各カラムのデータ形式などはテキストや数値に限らず、作成日、最終編集日時、Booleanフラグ、URLなどから選べます。
「Flagged Stuff」はDatabaseに登録されている未完了タスクの内、「flag?」Boolean列で重要フラグが立っているものをフィルタリングして表示しています。最重要タスクリストです。
「Upcomming Stuff(Week)」にはデータベースに登録されている未完了タスクの中から、締切日が1週間以内のものをフィルタリングして表示しています。フィルタリングルールの書き方はExcelよりも書きやすいです。
TrelloなどのKanban Board(なんだよKanbanて)形式で一度タスク管理をしていましたが、ドラッグする手間と長過ぎるリストにタスクが埋もれてしまう問題がありました。Databaseとフィルタリングを駆使すると見たい情報だけ表示できて良いです。
Journaling
日記もDatabaseを作り、Calendar Viewで可視化してます。こうすることで日記の更新頻度が一目瞭然です。
日付の左上に「+」ボタンが表示されるのでそこからページを作成し、ページは日記用のDatabaseに登録されます。日記の形式などはその日の気分によって変わるんで、そろそろテンプレートを作りたいところ。
Knowledge Management System
ナレッジの蓄積も基本Databaseで行ってます。ここはViewとか使わず愚直にDatabaseに情報をまとめたページを放り投げてます。HackMDなんかと違ってtoggleブロックという折りたためるテキストブロックがあるので勉強する時はこれを使ってます。暗記モノなんかは要約や繰り返し読むよりも、記憶に頼るActive Recallが効率的だと近年のEvidence based learningの研究ではわかっているようです。単語カードはまちがってなかったんだ。
見づらくなったらタグ付けしてジャンルごとにまとめようと思ってます。
まとめ
いかがでしたか?(マジで嫌いなGoogle検索除外ワード)
気になる点としてAndroidアプリの操作性がいまいちってところ。サイドバーとか表操作とかPCで使う前提の操作が多いのでスマホオンリーで使うのはなかなか厳しいと思います。iPadでの使い心地はすごく良いです。
Productivity is part tool and way more habbit change.
Notionという新しいツールを通じて情報整理の習慣を根本的に見直せてよかったです。
今回はDatabaseとViewの概要とユースケースだけ紹介しましたが、詳細が気になる方は以下の記事が参考になると思います。
本は読んでますよ
今年に入ってからあまりブルーな日曜日を過ごすことなく日々ウキウキしてるサヤマです。『サヤマ』というハンネをすっかり気に入ってしまいましたが、初見の方にサヤマと名乗ると知人が十中八九吹き出すので弁明するのが大変です。
ひょんなことからしくじり先生出演していたてんちむがブログで月収100万稼いでいた幼少期の話を知り、ブログを継続する動機になりました。人間案外ちょろいもんです。
さて新年の抱負として「人に勧められた本を100冊読む」を掲げていたのですが、気づけば3週間が過ぎてしまいました。いつもなら悲観するところを「まだ1月は1週間残ってる!」と謎に前向きにとらえてます。
抱負についてですが、より自分を教養人として磨き視座を高めるため、全く別のことに関心のある異業種の知人から勧められた本も積極的に読もうということを理由に決めました。
ところが残念なことに、まだ一度も人から本を勧めてもらう機会を自ら設定してません/(^o^)\ 自分で手当たり次第読む本を決めてしまってるため、読書に関しては今のところ満足しちゃってます。やっちゃたよ。一方で、この抱負を三ヶ日に布教した後輩はこれを見事に実践し、通い付けのメイド喫茶のメイドさんから毎週読む本を選んでもらってます。その手があったか。
冊数ですが、一応計算では6冊弱読んでることになってますが出だしからコケてないか気になるところです。
年末元旦にかけて以下の本をよみました。
- 岸見 一郎、古賀 史健著『嫌われる勇気』
- 村上 世彰著『生涯投資家』
- 田中 泰延著『読みたいことを、書けばいい。』
- ナイル 善己著『ナイル善己のやさしいインド料理』
- 馬屋原 吉博著『政治のキホンが2時間で全部頭に入る』
- 山崎元、大橋弘祐著『難しいことはわかりませんが、お金の増やし方を教えてください!』
- 伊庭 正康著『仕事が速い人の手帳・メモのキホン』
ハウツー本や謎にレシピ本が混じってますが、とりあえずセ〜フ。一冊一冊紹介したいところですが(特に最初の1冊)、書き始めたら朝までかかりそうなのでまた思い立ったら書きます。
ではノシ
追伸:やっぱり『読書』というと、岩波文庫とか想像しちゃいますね。プロ倫片手に理工学キャンパスを歩く異常者になりたかったけど残された時間はあと僅か。『読書について』はペラッペラなのでとっつきやすそう。高校時代、読書感想文の題材としてカフカの『変身』を選んだ時からなんも変わっちゃいない。
2019の振り返り
皆が口を揃えて言う、「あっという間に過ぎてしまった2019年」の振り返りです。来る年のオリンピックHYPEで全て忘れてしまわないように備忘録を残します。
18年の11月に設立した株式会社の第一期目決算を年内に終え、その余韻がまだ残っている年末です。最後まで協力してくださった税理士の先生には感謝で頭が上がりません。
さて、学生と経営者の二足のわらじを履きながら進めた1年ですが、予想通り両立は難しかったです。今まで最優先に考えていた実家のような安心感のある研究室を簡単に手放すことはできませんでしたね。会社のメンバーを始めとする多くの人に支えられながら前に進んだ一年でした。
今年の自分の会社での役割を簡単にまとめると、『総務・労務・税務』と『データ分析』です。もともと株式会社の仕組みそのものに強い関心があったので役所周りの手続きを苦と感じることなく捌き、実践通じて多くを学びました。業務データを扱って昔より少しpandasが好きになれました。これらのタスクと並行して経営戦略は常に考えていました。大小問わず様々なスケールの会社に関する問題の解決に悩み、オフィスで集まっては議論するのが日常になりました。隙あれば脳死になり怠ける自分には良い緊張感です。
20卒なので就活のことも念頭にあり、会社にもしものことがあったときのリスクヘッジとして少しだけしました。エンジニア志望だったのでこの業界ではよくあるスピーディーな採用方式で1週間かからず就活は終わりました。将来について葛藤はあり、自分で起こした会社をやれるとこまでやる決心がついたので内定は断りました。
そんなこんなで、4月に新生活を迎える同期より一足先に少しレールから外れたシャカイジンの旅路に就いた2018年になりました。
余談ですが今年は本を読む習慣がつきました。悩んでも答えが容易に見つからない課題を前にしたとき、経験者からアドバイスを請うことは大事です。それを気軽に行えるのが読書であり、読書を通じて著者の実体験を疑似的に体験することで知識として蓄えられます。本当に分からないときは直感に従い行動し、直面した問題に対して細かな軌道修正を行うことももちろん重要です。しかし想像以上に私たちが抱えている問題はごくごく一般的なもので、本に意外と答えが書いてあることが分かります。「なんだ(起業したての頃に買った)本に書いてあるじゃん!」体験を今年は何度もしました。事前知識があるとわざわざ遠回りせずに山頂へ最短経路で辿りつけますね。
なんか当たり前のことを言ってしまった気もしますが、繰り返し。本を読むことは大事です。来年はもっと読みます。
OSC2017 Springで出展しました
久しぶりの更新です。
就活してる同期がスーツをピシッとキメて全力疾走してる中ダルダルのパーカーを着てナマケモノと課外活動、バイトをやりながら春休みを過ごしてる茶山です。もうすぐ長期休暇も終わりそうです。ヤバ。
では、本題です。投稿が遅れました。
今回もOSCに出典した
3月10日から二日間開催されたオープンソースカンファレンス(通称OSC)に出展側として参加してきました。
僕が所属しているプログラミングサークルのCPAWの皆と参加したのでサークルに興味がある方はサイトを眺めてみて下さい。
サークルで参加するのは二回目になり、今回もIoTに関係する作品を展示しました。ロボットアームをスマホで制御できるようにしました。
当日のブースの様子です。
今回は手軽に買えるキットをハック(?)することにしました。(0知識から2ヶ月で3Dプリンターを駆使してロボットアームをフルスクラッチで作るのは無理な気がしたので)
ちょうどいい感じの記事があったので以下の記事をベースに作品を作りました。(大変参考になりました)
上の記事で紹介されているMR-999Rという学習用のロボットアームキットをEdisonではなくラズパイ(Raspberry Pi3)のGPIOで制御できるように細工しました。
ただ制御できるだけじゃつまらないので、同じラズパイ上にWebサーバーを立て、同一ネットワークにつながってるデバイス(展示ではスマホ)からもラズパイのGPIOを制御できるようにしました。これは一回目の出展でお見せした『走る!自動販売機』と同様にwebiopiを使っています。
また、ロボットアームにカメラを取り付け映像をWebSocket経由で配信し、スマホからロボットアーム視点の景色を観れるようにもしました。
1回目のOSC出典では後輩を頑張らせすぎてしまったので、今回は僕も開発に加わりました。後輩3人(1年生二人、2年生一人)を巻き込んで次のことをやりました。
- アーム本体+ラズパイで制御するためのリレーボードの組み立て
- GPIOをリモートコントロールするためのWebサーバーと操縦ページの実装
- アームに取り付けたカメラの映像を配信するためのカメラストリーミングサーバーの実装
レポジトリはロボットアーム制御とカメラストリーミングサーバー用に二つあります。
電子工作は普通の開発と違ってリモート作業が行えないので、週に1日大学で集まって作業しました。遠いところからわざわざ足を運んでくれた仲間に感謝。
当日は興味深そうにもじゃもじゃのリレーボードを眺めてくれるお客さんや、「ムズ!ムズいっすね~」と言いながらもゲームをクリアして楽しんでくれたお客さんが多く立ち寄ったので飽きませんでした。
次回出展する機会があれば、コントローラーのUIやカメラ周りをいじってもっと面白いロボットアーム作品を作りたいですね~(チラチラ
小ネタ
以下のことを一度に行っても電力不足等による不具合は見られなかったので「ラズパイ3すげー」って思いました。 - 5Vピンを含めた12ピンの使用 - Webサーバー+ストリーミングサーバー - カメラモジュールの使用 ただ上記に加えてラズパイのXウィンドウを利用するとクラッシュすることが展示中に何度かありました。限界ですかね。
Pythonのリスト内包表記について
※自分用勉強メモです
目指せワンライナー。実行速度は通常のfor文より速いらしい。
(filter, mapの代わりになる文法でもある)
基本
リスト内包表記はすべてリストで返ってくる。もとのリストは変更されない。
>>> array = [1,2,3] >>> new_array = [x**2 for x in array] >>> new_array [1, 4, 9] >>> array [1, 2, 3]
for文のネスト
for文のネストもリスト内包表記だと一行で書ける。
例えば2重リストarrayをフラットにしたいとき、
>>> array = [[1,2,3],[4,5,6],[7],[8,9]] >>> new_array1 = [item for sublist in array for item in sublist] >>> new_array1 [1, 2, 3, 4, 5, 6, 7, 8, 9]
このように一行で書くことができる。ちなみにfor文で書いてみようとすると、
>>> array = [[1,2,3],[4,5,6],[7],[8,9]] >>> new_array2 = [] >>> for sublist in array: ... for item in sublist: ... new_array2.append(item) >>> new_array2 [1, 2, 3, 4, 5, 6, 7, 8, 9]
空の配列の定義を含めて4行使う。
以上。ではノシ
近況報告:
研究室の締め作業を先輩に教えてもらった。これで一人前のラボメン。早くマイマグを買わなくては。