OSC2017 Springで出展しました

久しぶりの更新です。

就活してる同期がスーツをピシッとキメて全力疾走してる中ダルダルのパーカーを着てナマケモノと課外活動、バイトをやりながら春休みを過ごしてる茶山です。もうすぐ長期休暇も終わりそうです。ヤバ。

では、本題です。投稿が遅れました。

今回もOSCに出典した

3月10日から二日間開催されたオープンソースカンファレンス(通称OSC)に出展側として参加してきました。

僕が所属しているプログラミングサークルのCPAWの皆と参加したのでサークルに興味がある方はサイトを眺めてみて下さい。

サークルで参加するのは二回目になり、今回もIoTに関係する作品を展示しました。ロボットアームをスマホで制御できるようにしました。

当日のブースの様子です。

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今回は手軽に買えるキットをハック(?)することにしました。(0知識から2ヶ月で3Dプリンターを駆使してロボットアームをフルスクラッチで作るのは無理な気がしたので)

ちょうどいい感じの記事があったので以下の記事をベースに作品を作りました。(大変参考になりました)

www.itmedia.co.jp

上の記事で紹介されているMR-999Rという学習用のロボットアームキットをEdisonではなくラズパイ(Raspberry Pi3)のGPIOで制御できるように細工しました。

ただ制御できるだけじゃつまらないので、同じラズパイ上にWebサーバーを立て、同一ネットワークにつながってるデバイス(展示ではスマホ)からもラズパイのGPIOを制御できるようにしました。これは一回目の出展でお見せした『走る!自動販売機』と同様にwebiopiを使っています。

また、ロボットアームにカメラを取り付け映像をWebSocket経由で配信し、スマホからロボットアーム視点の景色を観れるようにもしました。

1回目のOSC出典では後輩を頑張らせすぎてしまったので、今回は僕も開発に加わりました。後輩3人(1年生二人、2年生一人)を巻き込んで次のことをやりました。

  • アーム本体+ラズパイで制御するためのリレーボードの組み立て
  • GPIOをリモートコントロールするためのWebサーバーと操縦ページの実装
  • アームに取り付けたカメラの映像を配信するためのカメラストリーミングサーバーの実装

レポジトリはロボットアーム制御とカメラストリーミングサーバー用に二つあります。

github.com

github.com

電子工作は普通の開発と違ってリモート作業が行えないので、週に1日大学で集まって作業しました。遠いところからわざわざ足を運んでくれた仲間に感謝。

当日は興味深そうにもじゃもじゃのリレーボードを眺めてくれるお客さんや、「ムズ!ムズいっすね~」と言いながらもゲームをクリアして楽しんでくれたお客さんが多く立ち寄ったので飽きませんでした。

次回出展する機会があれば、コントローラーのUIやカメラ周りをいじってもっと面白いロボットアーム作品を作りたいですね~(チラチラ

小ネタ

以下のことを一度に行っても電力不足等による不具合は見られなかったので「ラズパイ3すげー」って思いました。 - 5Vピンを含めた12ピンの使用 - Webサーバー+ストリーミングサーバー - カメラモジュールの使用 ただ上記に加えてラズパイのXウィンドウを利用するとクラッシュすることが展示中に何度かありました。限界ですかね。